神戸市・薬膳専門家さんのための教室 つばめ薬膳アカデミー
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【月刊つばめ通信】2022年9月号

2022/09/13
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薬膳を仕事にする人のためのメルマガ
月刊つばめ通信 2022年9月号
https://tsubameyakuzen.com
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こんにちは。渡辺真里子です。
今月は配信が大変遅くなり、申し訳ありません。
実は先月末、とうとう我が家にコロナ禍がやってきてしまい
しばらくすったもんだしておりました。
まあ、おかげさまで私は罹らなかったし
家庭内感染も起こらずに済んだので、ご安心ください。
とにもかくにもやれやれでした。

さて今回は、起業塾をやりながら
ちょっと思い出した過去の苦い思い出(?)を。


ーーー

その昔、とあるオンラインコミュニティに参加していました。

そこは、個人でいわゆる先生と呼ばれるようなお仕事をしている人の集まりで

大企業の顧問をしているような税理士さんとかコンサルタントの方もいれば、

おうちで手芸教室をしているような人までさまざまでした。


で、そのコミュニティの中で、とあるコンサルタントの方が

Facebookのプロフィール写真から感じることをフィードバックしてくださる

というイベント(?)がありました。

プロフィール写真の雰囲気が、活動やお仕事とあっているかどうか

ということをひと言コメントしてくださる、というものです。

今や個人の活動とはいえ、集客にSNSは不可欠ですから、

プロフィール写真ひとつとっても

その人となりや活動・仕事が伝わるものの方がいいわけですよね。


で、早速私もお願いしたんです。

そしたら「薬膳の先生としてはふさわしくない(要約)」というコメントが

返ってきました(苦笑)

見てもらった写真は今のアイコンとは違って

わりと鮮やかなピンク系のニットを着て屋外でプロに撮ってもらったもの。

どうやらその雰囲気がそのコンサルタントさんから見ると

「薬膳」のイメージには合わない、と感じられたみたいです。


これが例えば綿や麻のダボっとしたナチュラル系のお洋服だったり

エプロンしてたりしたらよかったのかなあ。。。笑

(コメントの中に、なんかそんなこと書いてあったな)


でもですね、

私自身は「薬膳」って普通の人、それこそさまざまな職業や趣味の人の

日常生活の中に入っていくべきものだと思っているので

私にとっては「薬膳」=ナチュラル系ではないんですよね。

そもそも私自身、ナチュラル系が全く似合わないし笑

(というか、超地味になって存在感がなくなります爆)


それこそ、先生のファッションが超モード系だったり、

アキバのメイドちゃん(って今はあんまりいないか)系だったりでも

いいんじゃないかなと思ってます。

だから、そういうコメントが返ってきて

「あー薬膳もまだまだその魅力が一般には伝わっていないんだなー」と

痛感しました。



突然そんなことを思い出したのは、

今開講している「薬膳を仕事にしたい人のための起業塾」での

受講生さんたちのアウトプットが素晴らしかったから。


3日目に「私の薬膳活動の姿」を考える、として

私らしさを活かした商品やサービスのアイディアををひたすら出していく

ワークがあるんですが、


受講生さんたちのアウトプットを見ると

「私らしさ」にこだわっているだけあって

これまでに見たことない、でもなんかとても魅力的な

薬膳を活用した商品やサービスのアイディアがたくさん出てきていました。


それを見て、あーやっぱりそうだよね、と思ったんです。


何が言いたいのか、というと、

薬膳ってまだまだ料理の中の1つのカテゴリーという

イメージしか持たれていなかったり

薬膳で活動、というと家で教室を開くか、カフェをオープンするか

というイメージが強かったりします。


でも本当はまだまだ活動の種類って広げられると思うんですよね。

人間誰しも毎日食事をするし、健康問題って一生ついて回るものだから。

だからこそどんな活動をするか、ちゃんとアイディアを練って

実現化していくことが大事だし、まだまだその可能性は広げられると思います。

それこそ「ナチュラル系」だけにとどまるものではない笑


このメルマガでも以前書いていたかもしれないですが、

そもそも今やってる起業塾は

「薬膳で何か活動したいけど何をしたいかわからない」

というお声をいただいたことがスタートするきっかけになっています。

で、その「何をしたいかわからない」って

もちろんご本人が迷っている、ということもありますが

そもそも薬膳の活動として「お手本」が少ないことが大きいと思うんです。

逆を言うと、工夫をして活動をしていく人が増えていけば

これからどんどん「お手本」の種類を増やしていける、ということ。

そうなれば、私が思い描いている

「薬膳を多くの人の日常生活の中に染み込ませていくこと」も

可能になってくるんじゃないかなあ、と思っています。


というか、薬膳の先生ならナチュラル系のお洋服を、なんて、もう言わせない!

(あ、もちろんナチュラル系がお似合いになる方、お好きな方は

 ぜひナチュラル系で!)


この気持ち、おわかりいただけるとうれしいのですが笑





さて、ここでご案内を。


先月号でもチラッとお知らせをしていましたが

「薬膳を仕事にしたい人のための起業塾」10月より第2期の開講が決定しました。

今回は神戸教室での対面クラスで、10月14日から隔週金曜日の開講となります。

このメルマガの下の方で「講座説明会」のご案内をしていますので

ご興味のある方はぜひご参加ください!

ぜひご一緒に、これからの薬膳活動の姿を作っていきましょう!




■9月の暦■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


9月に訪れる二十四節気と七十二候の暦です。

教室の生徒さんにお伝えしたり、お店のメニュー作りの目安にしたり

ご相談者さんへのアドバイスの参考にしてくださいね。


◇処暑…8月23日

 ようやく暑さもおさまりほっとできる頃です。

 子供たちは宿題のラストスパートですね!

・末候:禾乃登(こくものすなわちみのる)…9月2日


◇白露…9月8日

 朝の気温がぐっと下がり、草木の葉に白い露がつくようになる頃。

 朝晩は肌寒さも感じるようになります。

・初候:草露白(くさのつゆしろし)…9月8日

・次候:鶺鴒鳴(せきれいなく)…9月13日

・末候:玄鳥去(つばめさる)…9月18日


◇秋分…9月23日

 ここから陽気が地下に潜り、陰気が地上を支配します。

 気候がぐっと秋めいてくる頃です。

・初候:雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)…9月23日

・次候:蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)…9月28日

・末候:水始涸(みずはじめてかるる)…10月3日



二十四節気とは1年を24等分(約15日間)した季節の暦。

そしてそれをさらに3等分(約5日間)したものが七十二候です。

それぞれの名前は気象や動植物の変化にちなんだものがつけられており、

季節の変化を知る上でとても役に立ちます。



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今月の養生テーマ

「ひと夏に消耗した血を回復させよう」

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毎月初めにアップをしている動画「つばめの養生メッセージ」。

今月も更新しています。

(おすすめ食材をご紹介する、Part2、ようやく先ほどアップしました汗)

アカデミーHPのトップページからご覧ください。


つばめ薬膳アカデミーHP

https://tsubameyakuzen.com/



さて今月は8日に白露、23日に秋分を迎えます。

まだまだ暑さは続いていますが、「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように

秋分を過ぎると例年気温もグッと下がってきます。

過ごしやすくなる一方、急激な気温変化で体調を崩してしまうことも多くなる時期。

肌寒い時は我慢せず、早めに一枚羽織っておきましょうね。


今月は、1本目の動画はなんとかアップできたものの

Part2のおすすめ食材編は、なかなか編集作業に取りかかれず

先ほどようやくアップすることができました。

1本目を見てくださった方、大変お待たせをして申し訳ありませんでした。

「今月のおすすめ食材」と言いながら、もう9月も中旬なんですけど、、、汗

お役に立てば幸いです。



〜「消耗した血を回復する」のための薬膳のヒント〜


まあ要は「血を養う」「補血する」というお話なんですが。

薬膳で補血しようとするときに、まず選ぶのは補血作用に優れた食材。

例えばにんじんやほうれん草、イカ、タコ、

あと食薬なら龍眼肉や枸杞子、といったところが選択肢になりますよね。


ただこれらって結構硬いというか、消化悪そうな感じ、しません?

なかなか噛みきれないイカやタコはもちろん

にんじん野菜の中では割と火を通さないと柔らかくならない感じですよね。

あと、ほうれん草って案外もたれやすかったりもするし。


血不足、いわゆる血虚って、原因はいろいろありますが

その中で結構な確率で見られるのが「脾気虚」なんです。

つまりは、お腹が弱くて消化が十分できず、栄養不足になっている、というタイプ。

だから血虚のケアには「脾を立て直す」ことも同時に考えた方が

いいことってよくあります。


そしてもうひとつ考慮しておきたいのが

血を生むには気も必要だと言うこと。

教科書的な言い方をすると、気の気化作用によって水穀精微は血に変えられるし

気の中の1つの種類「営気」は血の材料そのものにもなります。


だから、血を補う薬膳を考える時には

補血の食材だけでなく「補気の食材も合わせる」ようにしましょう。

特に「補気健脾」の効能を持つ食材はぜひとも組み合わせてほしいです。

そうすることで、より効率良く血を生むことができますし、

脾の働きが高まるので、食後にもたれにくくなります。


これ、結構見落としがちなポイントなので、

読まれた薬膳専門家さんや現在勉強中の方にはぜひとも活用してほしいです!

参考にしてくださいねー。



■つばめ薬膳アカデミーからのお知らせ■ーーーーーーーーーーーー


◆薬膳を仕事にしたい人のための起業塾 第2期開講決定!◆

現在好評開講中の「薬膳を仕事にしたい人のための起業塾」。

おかげさまで10月に第2期を開講する運びとなりました。


今回のクラスは、神戸教室での対面クラス(金曜日午前クラス)となります。

対面クラスとしての開講はなかなかない機会になると思いますので

オンラインよりも対面の方がいい!という方はぜひこの機会にご検討くださいね。


そしてそれに先駆けて、今回も「つばめ講座説明会」をオンラインで実施します。

日程は9月23日(金祝)と30日(金)。

時間はいずれも13:30〜の約60分間です。

説明会の中では、現在受講してくださっている方たちの

インタビューも聞いていただこうと思っています。

ぜひ受講生さんの生の声も聞いてみてくださいね!

https://tsubameyakuzen.com/contents_393.html



◆薬膳師のためのブラッシュアップセミナー◆

月ごとに平日と週末の各1回開催。

「冷え症」「むくみ」など毎月1テーマを設け、

中医学的な見立て方や薬膳レシピを立てるポイントをお伝えします。

10月…「便秘」…10月2日(日)13:30〜15:30

11月…「生理不順」…11月6日(日)13:30〜15:30

※いずれも教室受講、オンライン受講、録画視聴からお選びいただけます。

https://tsubameyakuzen.com/contents_166.html



◆次回は20日。薬膳師のための無料オンライン進路相談◆

薬膳資格を取ったそのあとは?

もうすでに資格は取ったけれど、これからどうやって活動を始めれば?

そんな疑問にお答えします。

もちろんつばめ薬膳アカデミーの講座・ワークショップの内容について

いろいろ質問したいという方も大歓迎!

先ほどご紹介した「つばめ講座説明会」にご予定が合わない方には

こちらでのご説明も可能です。

前日まで受け付けています。

お申し込みはこちらからどうぞ。

https://tsubameyakuzen.com/contents_251.html



◆薬膳プロ・スキルアップ講座(薬膳レシピ作成スキルアップ講座)◆

 ベーシックコース

  https://tsubameyakuzen.com/contents_21.html

 アドバンスコース

  https://tsubameyakuzen.com/contents_20.html


◆おうち教室作りワークショップ◆

  https://tsubameyakuzen.com/contents_236.html


上記については現在リクエストによる開講とさせていただいています。

受講希望の方は下記のフォームよりお問い合わせいただくか、

「オンライン進路相談」をご予約ください。


講座開講お問い合わせフォーム

https://tsubameyakuzen.com/webform_41.html



そのほかの講座・セミナーについては

つばめ薬膳アカデミーホームページをご覧ください。

https://tsubameyakuzen.com



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