12月も3分の1がすぎ、そろそろ年の瀬が近づいてきましたね。
もうお正月準備始めている人もいるでしょうか?
薬膳を学んだ人ならぜひ一度試していただきたいのが「お屠蘇」です。
ご存知、お正月に楽しむ薬酒ですよね。
お屠蘇の素は「屠蘇散」といいますが
これ、ご存知のように生薬をブレンドしたものです。
最近はスーパーでも売られていることも多くなっているので
(つまり食品扱いということ)
基本、食材として用いることができる生薬が使われています。
だから、薬膳を学んだ人がパッケージを見ると
わりと親しみのある生薬がズラズラ並んでいたりします。
見ていると結構おもしろいですから
ぜひ店頭で見かけたらこの年末の間に見てみてください。
そして見るだけでなく、ぜひこのお正月は
「お屠蘇」にチャレンジしてみてくださいね。
基本は一晩お酒につけていただきますが、
お酒が飲めない人はお子さんが小さいお家はみりんでOK。
また、ダブって買ったしまったなど余った時は
お正月でなくても、温かいお茶として飲んでみてください。
寒気を飛ばしてくれるので、カゼひきそうなときにおすすめですよ!
私もすでに仕入れたので笑
新年はお屠蘇とともにお雑煮をいただこうと思います。
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12月のオンライン薬膳読書会はお休みします
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毎月zoomを使って開催しております
「オンライン薬膳読書会」ですが
今月は都合によりお休みとさせていただきます。
楽しみにしてくださっていた方、ごめんなさい。
来月、新年1月は、1月10日(金)夜に開催の予定です。
ぜひお気軽にご参加くださいね。
画面越しにお会いできるのを楽しみにしています。
*
オンライン薬膳読書会とは
オンライン上で行う、いわゆる読書会、
皆さんそれぞれから何か1冊、本を紹介していただく、という
イベントです。
ぜひ「薬膳を伝えたい人」「薬膳が大好きな人」同士のつながりを
作ってくださいね。
もちろん、「渡辺と話をしてみたい!」という方も大歓迎です。
zoomへのリンクはこのメルマガでご案内していますので
来月までお待ちくださいね。
■12月の暦■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
12月に訪れる二十四節気と七十二候の暦です。
教室の生徒さんにお伝えしたり、お店のメニュー作りの目安にしたり
ご相談者さんへのアドバイスの参考にしてくださいね。
◇小雪…11月22日
山間部では早くも雪がちらつくのがみられるようになる頃。
紅葉はそろそろ見頃でしょうか。
・末候:橘始黄(たちばなはじめてきばむ)…12月2日
◇大雪…12月7日
いよいよ平野部でも雪が降るようになる頃とされます。
少しずつ冬らしさを感じられるようにも。
・初候:閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)…12月7日
・次候:熊蟄穴(くまあなにこもる)…12月11日
・末候:鮭魚群(さけのうおむらがる)…12月16日
◇冬至…12月21日
1年で最も陰が盛んになる時期。
昔はここがお正月のタイミングでした。
・初候:乃東生(なつかれくさしょうず)…12月21日
・次候:麋角解(さわしかのつのおつる)…12月26日
・末候:雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)…12月31日
◇小寒…1月5日
1年で最も寒い1ヶ月のスタート。
「小寒」当日は「寒の入り」とも呼ばれます。
・初候:芹乃栄(せりすなわちさかう)…1月5日
・次候:水泉動(しみずあたたかをふくむ)…1月10日
・末候:雉始鳴(きじはじめてなく)…1月15日
二十四節気とは1年を24等分(約15日間)した季節の暦。
そしてそれをさらに3等分(約5日間)したものが七十二候です。
それぞれの名前は気象や動植物の変化にちなんだものがつけられており、
季節の変化を知る上でとても役に立ちます。
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今月の養生テーマ
「冬の寒さ対策と養生」
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毎月初めに公開の動画「つばめの養生メッセージ」ですが
今月もお休みをさせていただきます。ごめんなさい。
過去にアップした動画はつばめHPのトップページからご覧いただけます。
つばめ薬膳アカデミーHP
今月は7日に「大雪」、21日にはいよいよ「冬至」を迎えます。
カレンダー的には年の瀬を控えて忙しないひと月ですが
季節の流れとしては陰の季節である冬の盛りです。
中医学的には冬は「漏らさない」のが養生の基本。
言い換えると「無駄遣いしない」「省エネモード」ということです。
私たちの体はこの冬の時期に生命力(精・気・血・津液)を養い
それを次の1年の活動に使っていきます。
つまり、スマホで言うところの「充電」の季節なのですよね。
なので、慌ただしい時期ではありますが
まずはしっかりと「休む」ということを心がけてください。
忙しいとついつい休み忘れてしまうので
予定の中に「休息時間」も入れておくようにするといいですよ。
〜「冬の養生」のための薬膳のヒント〜
冬というと、薬膳では温めることと陽気を補うことを重視しますよね。
温めるものとしては特に「温裏」の効能を持つものを
陽気を補うには「補陽(または助陽)」の効能を持つものを
よく用います。
ただ、「補陽」の効能を持つ食材って少ないんですよねー。
日常的に手に入るのは「えび」「くるみ」ぐらいでしょうか。
そんな時に活用して欲しいのが
「補気」と「温裏」の組み合わせ。
「陽気」ってひと言で言えば「体を温め動かす力」です。
違う視点から言うと、気の「推動(促進)作用」と「温煦作用」を
特に強調した働きになります。
なので、「補気」と「温裏」を組み合わせることで
「補陽」にすることができるのです〜。
「温裏」というと多くの香辛料・スパイス類が持っている効能ですから
寒い冬はスパイスを上手に活用したいですね。
■つばめ薬膳アカデミーからのお知らせ■ーーーーーーーーーーーー
◆薬膳師のためのブラッシュアップセミナー◆
https://tsubameyakuzen.com/contents_166.html
「冷え症」「むくみ」など毎回1テーマを設け、
中医学的な見立て方や薬膳レシピを立てるポイントをお伝えします。
今月特におすすめのテーマは「冷え症」と「花粉症」です。
寒い時期だからこそ、冷え症の方には薬膳を活用していただきたいですし
実は「花粉症」って「寒邪」との関わりが強いんですよねー。
なので、この2つのテーマとも冬の過ごし方が大切なのです。
ぜひこれまでの薬膳の知識にプラスして
より実践的に活用していきましょう!
これまでライブ講座として開催してきた人気セミナーですが
昨年8月から動画講座としてのご提供を始めました。
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また、これまでご受講いただいたテーマについては
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そんな疑問にお答えします。
もちろんつばめ薬膳アカデミーの講座・ワークショップについての
ご質問も大歓迎!
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今月の相談日は15日(日)、25日(水)です。
新年は1月15日(水)からとなります。
ご予約状況は上記ページでご確認いただけます。
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講座・ワークショップについては
現在ご希望者様からのリクエストによる開講方式をとっております
受講希望の方は下記のフォームよりお問い合わせいただくか、
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講座開講お問い合わせフォーム
https://tsubameyakuzen.com/webform_41.html
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