神戸市・薬膳専門家さんのための教室 つばめ薬膳アカデミー
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【月刊つばめ通信】2021年6月号

2021/06/08
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薬膳を仕事にする人のためのメルマガ
月刊つばめ通信 2021年6月号
https://tsubameyakuzen.com
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こんにちは。渡辺真里子です。
今年の神戸は例年になく早い梅雨入りとなりましたが
このところさわやかな日が続いています。
とはいえ、現在も緊急事態宣言真っ只中。
先日ある方とお話していて、緊急事態宣言が出ていない時って
どう過ごしていたんだろう、という話題になりました。
もう今や仲間とワイワイ会食なんて考えられない!苦笑
慣れる、ってすごいことですよねー。



ーーー



さて今回は、いつもとちょっと毛色を変えて

「お金」の話をしたいと思います。

 

このメルマガを読んでくださっている方の中には

すでにご自分で教室をされていたり、

カフェなどのお店を経営されている方も多いと思います。

そういった事業を行う時、最終のゴールは「お金をいただくこと」

「売り上げを上げること」なんですよね。

…というお話をすると、なんだか儲け主義に走っているとか

欲張りだと思われがちですが、実はそうではないです。

 

なぜなら教室を運営したり、お店を営業するには

必ずお金が必要だから。

わかりやすいところでは家賃とか材料費とかですが

それ以外にも、講座を開催するために勉強するにもお金はかかるし

今だったらホームページを作る人も多いですが、

それにもお金がかかりますよね。

(私も自分でやってて思いますが、サーバーレンタル代って

 結構バカにならないです)

 

だから、例えばほかに本業での収入があったり、

ご家族の援助があったりして、

資金が潤沢にあるのなら気にしなくていいのですが、

そうでなければ、これからも活動を続けていくためにはやはり

活動資金をどう確保し続けていくか、ということが大切になります。

だから「売り上げ」って大事なんですよね。

 

とはいえ、活動を始めてすぐだったり

開店して間もない時期は経費がかさむ一方、だったりします。

そんな場合にぜひ利用していただくといいのが

国や自治体などが行なっている「補助金」制度です。

 

今はコロナの影響で支援金とか給付金とかいろいろ出ていますが

補助金というのはそもそも、事業者の取り組みに対して

国や自治体が資金の一部を補助してくれるもの。

代表的なものにこちらがあります。

 

小規模事業者持続化補助金

https://r1.jizokukahojokin.info

 

この補助金では、補助対象経費総額の1/2(最大50万円)を

受けることができます。



補助を受けるには、事前にどういう目的・内容でお金が必要なのかを

書類にまとめて提出したり、

いったん自己負担で払ったお金を後日資料を添えて申告したりなど

手続きが結構大変、というところもありますが

それでもそこそこまとまったお金をいただけるのは

とてもありがたいし助かるんですよねー。

あと、提出書類の中に事業計画書があるんですが、

まとめるのは結構大変だけど、ちゃんと書くとその後の目標設定が

しっかりできるようになります。

 

実は私も昨年チャレンジし、採択していただきました。

(このメルマガが出せるのも、実はこの補助金のおかげ!笑)

今は最終の書類提出も終わり、

無事に入金されるのを待っているところです。

 

あなたが今もし教室やお店など、何かしらの事業をやっていたり

あるいは始めようとしていて、

まとまった費用が発生しそうなら、

こういう補助金制度の利用を考えてみるのもおすすめです。

資金不足であきらめていることも実現できるかもしれませんね!

 

補助金制度には先ほどご紹介した持続化補助金以外にも

様々なものがありますので

ご興味のある方はネットで検索をしてみてください。

(自治体では起業とかUターンなどを考えている人向けの制度を

 行なっているところが割と多い感じがします)

 

ご参考になれば幸いです。

 

もしこういったお話をもう少し詳しく聞きたい、と思われたら

無料オンライン進路相談で承りますので、

よかったらご予約くださいね。

今月は10日(木)と20日(日)が相談日です。

https://tsubameyakuzen.com/contents_251.html




■6月の暦■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

6月に訪れる二十四節気と七十二候の暦です。

教室の生徒さんにお伝えしたり、お店のメニュー作りの目安にしたり

ご相談者さんへのアドバイスの参考にしてくださいね。

 

◇小満…5月21日

 いわゆる麦秋と呼ばれる頃。

 暦名の由来には麦が育ちほっと一安心できる頃、という説があります。

・末候:麦秋至(むぎのときいたる)…5月31日

 

◇芒種…6月5日

 米や麦などの種をまく頃。

 田植えシーズン真っ盛りの頃です。

・初候:蟷螂生(かまきりしょうず)…6月5日

・次候:腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)…6月11日

・末候:梅子黄(うめのみきばむ)…6月16日

 

◇夏至…6月21日

 1年で最も陽気が盛んとなる時期。

 この頃から気温もぐんと上がって夏らしさを感じます。

・初候:乃東枯(なつかれくさかるる)…6月21日

・次候:菖蒲華(あやめはなさく)…6月26日

・末候:半夏生(はんげしょうず)…7月2日



二十四節気とは1年を24等分(約15日間)した季節の暦。

そしてそれをさらに3等分(約5日間)したものが七十二候です。

それぞれの名前は気象や動植物の変化にちなんだものがつけられており、

季節の変化を知る上でとても役に立ちます。



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今月の養生テーマ

「雨続きでもすっきりすごすコツ」

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今月は5日に芒種、21日に夏至を迎えます。

 

1年で最も昼の時間が長いひと月。

最近は遅い時間でもずいぶんと明るいですね。

先月は早い梅雨入りもあって気温が低い日も多かったですが

夏至を前にした今月は気温もどんどん上がっていきそうです。

 

さて今月も1日に「つばめの養生メッセージ」動画をアップしました。

お時間ある時によかったらご覧くださいねー。

 

最近くよくよモヤモヤしてない?雨続きでもすっきり気分ですごすコツ

https://youtu.be/4kkg9AXLFG4



梅雨の養生といえば大切なのは「湿邪」から体を守ること。

薬膳を学んだ方ならご存知のように、湿邪が体内に侵入すると

体が重だるくなったりベタベタしたり、

あるいはお腹やのどなどにつかえる症状が現れたりします。

 

そこで薬膳では湿邪を尿とともに体外に出してくれる

利湿作用を持つ食材を梅雨によく使うわけですよね。

例えばはと麦とかとうもろこしとか小豆とか。

冬瓜や白瓜なんかも梅雨時の薬膳にはよく使いますよね。

これらはいずれも「淡味」の食材。

梅雨の薬膳は「あっさり味」がポイントです。



〜「湿気の重だるさをすっきりさせる」ための薬膳組み立てポイント〜

 

ところで、湿邪は体を襲うと様々なところに忍び込むのですが、

特に「全身が重だるい」

「湿気がまとわりつくような感じがしてすっきりしない」というときは

体の表面に貼りついた湿邪が悪さをしていると考えると良いです。

その場合、利尿作用で出すのもいいですが、

「尿で出す」ということは「いったん体内に引き込んで尿道から出す」

ということになるので、ちょっと効率が良くないですよね。

 

そんな時に使いたいのが

「芳香性」つまり香りで湿邪を発散させ払ってくれる食薬。

薬膳辞典などでは効能に「芳香化湿」と書いてあるものがそうです。

例えば白豆蔲(びゃくずく)やカルダモン、パチョリなどですが

あまりなじみがなく手に入れにくいかも。

 

そこで、使いやすくておすすめなのが

「生姜」「紫蘇」「みょうが」「香菜」などの薬味類です。

これらは辛温解表の作用を持っており、発汗とともに体表の湿邪を

体外に出すことができます。

またこのほかにおすすめなのが「陳皮」。

陳皮は理気の効能がよく知られていますが、

芳香性をもち、漢方薬では湿邪を取り除くためにも

良く用いられているんですよ。

 

湿邪は陰の性質を持つため、温めたほうが取り除きやすくなります。

実は先ほどあげたはと麦・とうもろこし・小豆などはいずれも

寒涼性もしくは寒涼性寄りの食材なんです。

もし、湿邪対策ではと麦などを食べているのに

効果がイマイチだったりお腹が冷える感じがあったら

生姜、紫蘇などの薬味類や陳皮を合わせてみてください。

少し湿邪を動かしやすくなると思いますよ。



■つばめ薬膳アカデミーからのお知らせ■ーーーーーーーーーーーー

 

◆今月は10日と20日に開催!無料オンライン進路相談◆

 

薬膳資格を取ったそのあとは?

もうすでに資格は取ったけれど、これからどうやって活動を始めれば?

そんな疑問にお答えします。

もちろんつばめ薬膳アカデミーの講座・ワークショップの内容について

いろいろ質問したいという方も大歓迎!です。

今月は10日木曜日と20日日曜日の開催。先着順で前日まで受け付けています。

お申し込みはこちらからどうぞ。

https://tsubameyakuzen.com/contents_251.html



◆薬膳師のためのブラッシュアップセミナー◆

月ごとに平日と週末の各1回開催。

「冷え症」「むくみ」など毎月1テーマを設け、

中医学的な見立て方や薬膳レシピを立てるポイントをお伝えします。

7月…「夏バテ」7月2日(金)、7月4日(日)

8月…「むくみ」8月6日(金)、8月8日(日)

 

※いずれの日程も教室受講かオンライン受講をお選びいただけます。

https://tsubameyakuzen.com/contents_166.html



◆薬膳レシピ作成スキルアップ講座◆

 ベーシックコース

  https://tsubameyakuzen.com/contents_21.html

 アドバンスコース

  https://tsubameyakuzen.com/contents_20.html

◆おうち教室作りワークショップ◆

  https://tsubameyakuzen.com/contents_236.html

現在リクエストによる開講とさせていただいています。

ご興味のある方、受講希望の方はアカデミーホームページより

お問い合わせいただくか、

「無料オンライン進路相談」をご予約ください。



そのほかの講座・セミナーについては

つばめ薬膳アカデミーホームページをご覧ください。

https://tsubameyakuzen.com



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