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今年のつばめ薬膳アカデミーは
「薬膳レシピ作成スキルアップ講座」からスタートしました。
今年も年初からこうして講座を開催できることを
ありがたく思います。
特に今の時期は、再び緊急事態宣言の発出も噂されるようになり
講座・セミナーの開催に悩ましいところではあります。
ですが、昨年ZOOMが急速に普及してくれた恩恵に預かり、
なんとかオンライン化を進めていくことで
「学びを止めない」ための場を提供し続けていけたら、と考えています。
あと、今年の目標として
「自分らしく薬膳を伝える」ためのお手伝いを
さらに充実していきたいと思っています。
「薬膳を伝える」って、まず連想されることが多いのが
「料理教室」だったりしますが、
本来はそれだけではないと思うのですよね。
薬膳を仕事にしている人が少ないからこそ、
まだまだいろんなアプローチは考えられると思うのです。
今年はそのための新たなメニューもスタートできれば、と思っています。
ところで、先月スタートしたYouTube「つばめ薬膳チャンネル」。
もうご覧いただけましたでしょうか?
現在5本の動画をアップしています。
今月の養生についてはもちろん、
今の時期口にする機会も多い「おもち」について
薬膳視点からお話ししている動画もあります。
ぜひご覧ください。
そしてよかったらチャンネル登録もお願いしますね!
YouTubeつばめ薬膳チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC81DC13L0sPSsu2LA1JH1Qw
「つばめの養生メッセージ」は
アカデミーHPのトップページからもご覧になれます。
https://tsubameyakuzen.com
■1月の暦■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1月に訪れる二十四節気と七十二候の暦です。
教室の生徒さんにお伝えしたり、お店のメニュー作りの目安にしたり
ご相談者さんへのアドバイスの参考にしてくださいね。
◇冬至…12月21日
陰が極まり新たな陽がひとつ生まれます。このことを「一陽来復」とも言います。
・末候:雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)…12月31日
◇小寒…1月5日
山間部では早くも雪が降るようになる頃。お出かけは暖かくして。
・初候:芹乃栄(せりすなわちさかう)…1月5日
・次候:水泉動(しみずあたたかをふくむ)…1月10日 ・末候:雉始鳴(きじはじめてなく)…1月15日
◇大寒…1月20日
平野部でも雪がちらつくようになる頃。本格的な冬の訪れを感じます。
・初候:欸冬華(ふきのはなさく)…1月20日
・次候:水沢腹堅(さわみずこおりつめる)…1月25日
・末候:鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)…1月30日
二十四節気とは1年を24等分(約15日間)した季節の暦。
そしてそれをさらに3等分(約5日間)したものが七十二候です。
それぞれの名前は気象や動植物の変化にちなんだものがつけられており、
季節の変化を知る上でとても役に立ちます。
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今月の養生テーマ
「寒さから効率よく体を守ろう」
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今月は5日に小寒、20日に大寒を迎えます。
その名の通り、1年で最も寒い時期です。
ですから、今月の養生はなによりも「寒さから体を守る」のが大事。
特に冬に喘息や神経痛が出やすいなど、寒さで体調を崩しやすい人は
しっかりと防寒対策をしてお過ごしくださいね。
さて、薬膳・中医学を学び、体の仕組みがわかってくると
寒さ対策もより効率よく行えるようになってきます。
例えば、体温は体の中心部で作られるので
お腹と腰はまず冷やさないようにする、
次に、冷えは足元から入りやすいので
靴下を履くなどして足元の防寒にも気を配る、
カゼをひきそうな時や寒気がする時は首にマフラーを巻く、など。
ポイントを押さえて防寒すれば、コロコロに厚着をしなくても
しっかりと暖かい状態を保つことができますよ。
詳しくはこちらの動画でお話ししています。
https://youtu.be/s_IaaSgmLZU
実は花粉症など春先の不調は、冬の寒さ対策の状態によって
軽減することもできます。
特に、鼻水が止まらないタイプの花粉症持ちさんは
これからの時期、しっかりと寒さから体を守るようにしましょうね。
〜「効率よく寒さ対策」ための薬膳組み立てのポイント〜
元日にアップした動画では体の部位に分けて防寒方法をお話ししていますが
薬膳で寒さ対策を考えた場合、冷えたり寒気を感じる部位によって
効能が異なる食材を組み合わせると良いです。
例えば、首や肩、背中がゾクゾクする場合、
体表に作用し寒邪を発散させる辛温性のもの、
具体的にはネギ、しょうがなどの薬味類や
こしょう、唐辛子などのスパイス類などを使ってみましょう。
手足など体の末端が冷える場合は、
気血の流れが滞っていることが考えられます。
そこでまずおすすめなのが、理気の効能を持つもの。
柑橘類や玫瑰花などが使いやすいですよ。
お腹や腰といった体の中心部が冷える場合は
体温を作る力も不足していることが考えられます。
米やいも類など補気のものと
香辛料や鮭・あじなど内臓を温める温裏のものを
組み合わせてみましょう。
■つばめ薬膳アカデミーからのお知らせ■ーーーーーーーーーーーー
◆1月は12日と21日に開催!無料オンライン進路相談◆
薬膳資格を取ったそのあとは?
もうすでに資格は取ったけれど、これからどうやって活動を始めれば?
そんな疑問にお答えします。
もちろんつばめ薬膳アカデミーの講座・ワークショップの内容について
もっと深く知りたい、というリクエストも歓迎!です。
今月は12日火曜日と21日木曜日の開催。先着順で前日まで受け付けています。
お申し込みはこちらからどうぞ。
https://tsubameyakuzen.com/contents_251.html
◆薬膳師のためのブラッシュアップセミナー◆
月ごとに平日と週末の各1回開催。
「冷え症」「むくみ」など毎月1テーマを設け、
中医学的な見立て方や薬膳レシピを立てるポイントをお伝えします。
1月…「花粉症」1月10日(日)
2月…「めまい・頭痛」2月5日(金)、2月7日(日)
※いずれの日程も教室受講かオンライン受講をお選びいただけます。
https://tsubameyakuzen.com/contents_166.html
そのほかの講座・セミナーについては
つばめ薬膳アカデミーホームページをご覧ください。
https://tsubameyakuzen.com
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