神戸市・薬膳専門家さんのための教室 つばめ薬膳アカデミー
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【月刊つばめ通信】2020年12月号

2020/12/06
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薬膳を仕事にする人のためのメルマガ
月刊つばめ通信 2020年12月号
https://tsubameyakuzen.com
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こんにちは。渡辺真里子です。
12月に入りましたが、いかがお過ごしですか?
このところ例年に比べて暖かい気がしますが、
果たしてクリスマスやお正月の頃はどうなっているでしょうか?
今月もお待たせしました、月刊つばめ通信をお送りします。

今回からメルマガの構成を少し変えました。
今月のおすすめ養生やそのための薬膳を組み立てる上でのポイントなども
後半の方でお伝えしていますので、
ぜひ最後までお付き合いくださいね。

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さて前回、第1期の「おうち教室作りワークショップ」を終えた感想を

徒然なるままに書きましたが、

それを読んで「私も受けたくなった!」とおっしゃる方も現れて

なんだかとってもうれしかった渡辺です。

 

その後、第1期を受けてくださった方から

ワークショップ受講の感想をいただいています。

アカデミーのHPに掲載していますので、

よかったらご一読ください。

 

◎とっても濃い時間をありがとうございました。

一人ではなく、他の受講生さんがご一緒して下さったことで

見えて来たことや思う事がたくさんありました。

https://tsubameyakuzen.com/contents_261.html

 

◎ なかなか教室を始めることに足枷になっていた

「やるなら完璧にしないといけない」という考えが緩み、

それぞれの個性ややり方でいいんだなと気持ちが楽になりました。

https://tsubameyakuzen.com/contents_260.html

 

いただいた感想を読んでいて、

私がワークショップを通じてお伝えしたかったことを

しっかりと受け取ってくださっていたことにちょっと感動しました。

(思い出すと目頭が…笑)

今回受けてくださったのは、

すでにご自身でイベントやセミナーをしておられる方たちでしたが、

回数を重ねるごとに自信を深めていかれる様子を見ていて

改めて「初心者さんでも大丈夫!」という気持ちになっています。

薬膳を伝えることって楽しいですよ!

なかなか一歩を踏み出せない、という人ほど

受けていただけるといいな、と思っています。



そして、第1期を受講してくださった方々が

いよいよワークショップでお伝えした「はじめての薬膳セミナー」を

開催してくださっています。

ご感想もちらっとうかがっていますが、

本当に楽しく、また受講生さんからはたくさん質問も出たりして

充実したセミナーとなっているようですよ。

これからどんどん広がっていくのが楽しみです。

 

受講生さんのセミナーの様子は

つばめ薬膳アカデミーのフェイスブックページでもシェアしていますので

こちらもよかったらご覧くださいね。



さて「おうち教室作りワークショップ」ですが

第2期を12月13日(日)より開講します。

オンラインでも受講可能ですので、遠方でもOK。

来年は講師デビューしましょうね!

https://tsubameyakuzen.com/contents_236.html

 

また、どんな内容か詳しく知りたい、という方には

毎月10日と20日に行っている「無料オンライン進路相談」で

個別にご説明させていただきますので、ご予約ください。

今月は12月10日(木)と20日(日)です。

https://tsubameyakuzen.com/contents_251.html



それからついでのお知らせ。

私渡辺、ついにユーチューバーになりました(笑)

アカデミーHPのトップページに「今月の養生メッセージ」として

動画を掲載しています。

こちらもよかったらぜひご覧くださいねー。

(はじめての撮影でおどおどしているのは大目に見てくださーい汗)

https://tsubameyakuzen.com




■12月の暦■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

12月に訪れる二十四節気と七十二候の暦です。

教室の生徒さんにお伝えしたり、お店のメニュー作りの目安にしたり

ご相談者さんへのアドバイスの参考にしてくださいね。

 

◇小雪…11月22日

 山間部では早くも雪が降るようになる頃。お出かけは暖かくして。

・末候:橘始黄(たちばなはじめてきばむ)…12月2日

 

◇大雪…12月7日

 平野部でも雪がちらつくようになる頃。本格的な冬の訪れを感じます。

・初候:閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)…12月7日

・次候:熊蟄穴(くまあなにこもる)…12月11日

・末候:鮭魚群(さけのうおむらがる)…12月16日

 

◇冬至…12月21日

 陰が極まり新たな陽がひとつ生まれます。このことを「一陽来復」とも言います。

・初候:乃東生(なつかれくさしょうず)…12月21日

・次候:麋角解(きわしかのつのおつ)…12月26日

・末候:雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)…12月31日

 

二十四節気とは1年を24等分(約15日間)した季節の暦。

そしてそれをさらに3等分(約5日間)したものが七十二候です。

それぞれの名前は気象や動植物の変化にちなんだものがつけられており、

季節の変化を知る上でとても役に立ちます。



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今月の養生テーマ

「しっかりと睡眠をとろう」

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今月は21日に、1年の中でもっとも陰が極まる冬至をいよいよ迎えます。

私はよく陰陽の関係を車に例えて、

陽はアクセル、陰はブレーキ、とお話ししています。

それでいくと、冬至はブレーキをいっぱいに踏み込んだ状態と言えますね。

つまり、冬至を控えた12月は自然界が動きをとめ、休息に入る時期。

冬眠のように「休んですごす」のが

自然に即した過ごし方と考えることができます。

 

とはいえ、人間は日々の生活を考えると

冬眠してすごすわけにはいかないですよね。

そして、そもそも冬眠をしなくても冬を越せる体の仕組みになっています。

じゃあどうこの時期どうすごすのが自然に即しているのか、というと

「睡眠をしっかりと長めに取る」のがおすすめです。

中医学の古典・黄帝内経でも冬の養生として

「早寝遅起き」をすすめています。

何かと気忙しい12月ですが、

ぜひ睡眠はしっかりと取るよう、意識してみてくださいね!

冬にしっかりと休息し体を養うことで、

来年春からの元気が変わってきますよ。

 

さらに今月を前半と後半に分け、時期を絞ってお話しすると、

前半は「いつもより30分早く布団に入る」ことを心がけてみましょう。

後半はいよいよ冬至を迎え、年の瀬となります。

「日が登ったら窓を開けて朝日を浴びる」のがおすすめです。



〜「しっかりと睡眠をとる」ための薬膳組み立てのポイント〜

 

睡眠は中医学的に解説をすると、

心の中に収められている神志がゆったりとくつろぎ休んでいる状態。

つまり、精神状態が安定していないと、良い睡眠は取りにくい、

ということになります。

 

そこで、おすすめしたいのが養血作用や安神作用を持つ食材や食薬。

特におすすめなのが、養血安神作用の高い、龍眼肉です。

また、一般の食材では、今が旬のカキが安神作用に優れています。

 

一方で、避けたいのが辛熱性のスパイス類。

発散し強く温めてしまうことで、神志を動かしやすくなってしまいます。

辛いもの好きさんはちょっと控えめにした方がいいかもしれません。

特に寝つきが悪い時は、控えめにしてみてくださいね。



■つばめ薬膳アカデミーからのお知らせ■ーーーーーーーーーーーー

 

◆毎月10日と20日に開催!無料オンライン進路相談◆

 

毎月10日と20日は薬膳進路相談の日!。

 

オンラインでの無料相談を行います。

薬膳資格を取ったそのあとは?

もうすでに資格は取ったけれど、これからどうやって活動を始めれば?

そんな疑問にお答えします。

もちろんつばめ薬膳アカデミーの講座・ワークショップの内容について

もっと深く知りたい、というリクエストも歓迎!です。

今月は12月10日木曜日と20日日曜日の開催。先着順で前日まで受け付けています。

お申し込みはこちらからどうぞ。

https://tsubameyakuzen.com/contents_251.html



◆薬膳師のためのブラッシュアップセミナー◆

月ごとに平日と週末の各1回開催。

「冷え症」「むくみ」など毎月1テーマを設け、

中医学的な見立て方や薬膳レシピを立てるポイントをお伝えします。

1月…「花粉症」1月8日(金)、1月10日(日)

2月…「めまい・頭痛」2月5日(金)、2月7日(日)

※いずれの日程も教室受講かオンライン受講をお選びいただけます。

https://tsubameyakuzen.com/contents_166.html



そのほかの講座・セミナーについては

つばめ薬膳アカデミーホームページをご覧ください。

https://tsubameyakuzen.com