去年を振り返ってみると、
私自身2つの新しいことにチャレンジしました。
ひとつは「体質タイプ・薬膳茶」の販売を始めたこと。
もうひとつは、薬膳とは違う分野の先生と組んで
コラボのイベントを何度か行ったことでした。
コラボに関していうと、
私は今まで講座にしろセミナーにしろ
薬膳や中医学の範囲でのお話だけをしてきたので
他の分野の先生と組んでイベントを行うこと自体、とても新鮮な経験でした。
去年は紅茶とヨガ、それぞれの先生とタッグを組んだのですが
話し合いながらレッスンの内容を組み立てていく作業も
とてもおもしろかったです。
それと実際にレッスンをやってみて思ったのは
こうやって他分野の先生とコラボすることで
薬膳に興味はあるんだけど今まで触れる機会がなかったという人にも
たくさん参加していただけて、
薬膳に対するハードルを下げる効果もあったのかな、ということ。
「薬膳って難しいものだと思っていたけれど、
こんなに取り入れやすいものなんですね!」というご感想も
何度か頂戴しました。
このメルマガを読んでくださっている方の中には
講師としてご自分で教室を持ったり、セミナーをされている方も多いと思います。
そんな方たちからよく聞かれるのは
「薬膳が初めて、という人にどうやって薬膳に興味を持ってもらうか
薬膳のおもしろさをどうお伝えするのか、むずかしい」というお悩みです。
これは私自身も今までずっと抱えてきた悩みだったのですが、
この解決方法のひとつとして、他分野の先生とコラボする、というのは
「あり」だな、と思いました。
分野が違うとイベントのテーマを設定するのが難しいですが
案外しっくりいくのが「季節」をテーマに取り上げること。
実際、私も去年の「紅茶」「ヨガ」それぞれのレッスンでは
季節をテーマに組み立てることでとても濃い内容のレッスンになりました。
おすすめですよ、コラボイベント。
ただし、やるからには集客や事務的な作業の分担、そして
お金の配分は事前にきちんと決めておいてください。
ここがお互いに合意できてないと、
のちのちトラブルになってしまうこともありますからね。
私も、今年は引き続き「紅茶」「ヨガ」のコラボイベントを行っていく予定です。
あと、これはコラボの形になるのか、
「つばめ」のイベントとして先生をお招きする形になるのか、
まだ決まっていませんが
「テーブルコーディネート」や「料理写真」などのイベントも
今年中にはやりたいな、と思っています。
薬膳はまだまだ多くの人に広まっていく可能性があるし、
もっと日常生活や、医療の現場にも浸透していける可能性があると
私は信じています。
そうなっていくためにも、薬膳のイメージを
「広げる」「くつがえす」のがこれからの私の仕事のテーマかな。
そういう意味でも、これからもいろんな方とコラボしたり、
試行錯誤していきたいと思っています。
さて、新しい年が始まりました。
今年は特に新しいことを始めるのに向いている運気サイクルなのだそうです。
ぜひあなたも今年は新たなチャレンジ始めてみてくださいね!
■1月の暦■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1月に訪れる二十四節気と七十二候の暦です。
教室の生徒さんにお伝えしたり、お店のメニュー作りの目安にしたり
ご相談者さんへのアドバイスの参考にしてくださいね。
◇冬至…12月22日
陰が極まり、ここから少しずつ日が伸びていきます。
・末候:雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)…1月1日
◇小寒…1月6日
ここからいわゆる寒の入り。この時期汲んだ水は腐らないと言われます。
・初候:芹乃栄(せりすなわちさかう)…1月6日
・次候:水泉動(しみずあたたかをふくむ)…1月11日
・末候:雉始鳴(きじはじめてなく)…1月16日
◇大寒…1月20日
1年で最も寒い時期。しっかりと防寒しましょう。
・初候:欸冬華(ふきのはなさく)…1月20日
・次候:水沢腹堅(きわみずこおりつめる)…1月25日
・末候:鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)…1月30日
二十四節気とは1年を24等分(約15日間)した季節の暦。
そしてそれをさらに3等分(約5日間)したものが七十二候です。
それぞれの名前は気象や動植物の変化にちなんだものがつけられており、
季節の変化を知る上でとても役に立ちます。
いよいよ2020年がスタートしました。
年が新たになると、なにか始めたいという気持ちも強くなりますね。
特に子年にあたる今年は、十二支の最初となるため、
新しい物事を始めるのに適した年なのだそうです。
時期的には今月は小寒〜大寒と寒い日が続きます。
寒さでついつい体も縮こまりがちですが、
それでは気血の巡りが滞ったままになってしまいます。
暖かい室内にいる時などは、軽くストレッチするなど
縮こまった身体を少し動かしてのびやかにすることを心がけてみましょう。
身体自体を動かすようにすると、
身体の中の気血や臓腑も動きやすくなっていきますよ。
身体をほぐしておけば、新たなスタートも切りやすくなりますね。
■つばめ薬膳アカデミーからのお知らせ■ーーーーーーーーーーーー
◆新講座「薬膳師のための方剤学講座」◆
薬膳のプロの方々から熱いラブコールをいただき、
来年より新講座を開講します。
中医学・漢方の入り口の案内役となることの多い
薬膳のプロ・先生だからこそ、知って活用していただきたい「漢方薬」。
この講座では、特に薬店などで手に入る「漢方薬」に絞って
それぞれの効能や使い分けをご紹介します。
月1回、6回のコースです。
https://tsubameyakuzen.com/contents_202.html
◆薬膳師のためのブラッシュアップセミナー◆
月ごとに平日と週末の各1回開催。
「冷え症」「むくみ」など毎月1テーマを設け、
中医学的な見立て方や薬膳レシピを立てるポイントをお伝えします。
1月…「花粉症」1月5日(日)、1月9日(木)
2月…「めまい・頭痛」2月2日(日)、2月7日(金)
https://tsubameyakuzen.com/contents_166.html
お申し込みの受付は
1月分:1月5日開催…2日まで、1月9日開催…6日まで
2月分についてはお申し込み状況によって
開催1週間前までの受付となることがあります。
お申し込みはどうぞお早めに。
◆薬膳レシピ作成スキルアップ講座◆
ベーシックコース次回は1月19日スタート予定です。
https://tsubameyakuzen.com/contents_21.html
1月12日体験セミナーを開催します。受講をお考えの方はぜひご参加ください。
https://tsubameyakuzen.com/contents_51.html
◆つばめ相談室◆
薬膳を仕事にするあなたのための120分。
講座をどう組み立てる?
薬膳メニューを導入したいけれど、どうしたらいい?などなど、
仕事をする中で生まれた疑問・お悩みの解決にお役立てください。
https://tsubameyakuzen.com/contents_18.html
◎その他お知らせ
◆「体質タイプ・薬膳茶」オンラインでもお求めいただけます◆
渡辺の体質改善プログラム「体質タイプ・コンサルティング」で
お伝えしている8つの「体質タイプ」。
このほど、それぞれのタイプに合わせた薬膳茶を開発しました。
ちょっと一般では手に入りにくい薬膳素材もラインナップしています。
https://tsubameyakuzen.com/contents_176.html
◆渡辺真里子のLINE@、配信しています。
季節の暦の節目にその時期におすすめの食材・養生法などをお知らせします。
メッセージで食材名を送信すると、その食材の薬膳的効能もお伝えしています。
出先でちょっと効能を調べたい、という時にご利用くださいね。
https://line.me/R/ti/p/%40wli3938k