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まずは、今回ご受講くださった方々にお礼申し上げます。
ありがとうございました。
おかげさまで念願のワークショップを開講することができ、
そして無事にゴールを迎えることができました。
今までは「薬膳理論をお伝えする」ことを中心に講師活動を行ってきたわけですが
今回の「おうち教室作りワークショップ」はそれとは全く別物。
どちらかというと、私が今まで講師として登壇する中で
こういうふうにお伝えしたり組み立てたりするといいんじゃないか、
と思っていたことや
いろんな講座・セミナーを企画する上で土台にしていた考え方など
講師活動上のノウハウをがっつりとお伝えしたような感じです。
最初このワークショップを企画したときは、
もうちょっとライトな感じをイメージしていたのですが
いざテキストを作り、ワークショップを始めてみると
テキストは70ページにもなり、
自分でもここまで話すか、というぐらい、講師としてのお話のし方や
心構えなどディープなことをお話ししていました。
まあ、そんな暑苦しいワークショップを
受講生さんたちはよく受けてくださったものです笑
おかげさまで、最後に感想を伺った感じでは、
私が思っていた以上にたくさんのことを受け取ってくださっていたみたいで
ありがたい限りです。
みなさん、来月には今回マスターしていただいたセミナーの
デビューをされます。
これからのご活躍、本当に楽しみです。
実を言うと、私自身は人前での話し方や講座の企画方法などを
習ったことはほとんどありません。
今回のワークショップでお伝えしていることはほぼ我流です。
ですが、お伝えしている内容の根拠はいろいろあって
講師活動をする前、マーケティングや市場調査など
商品開発に関わる仕事をしていた時に学んだことのエッセンスなども
ギュッと詰め込んでいます。
ある意味、このワークショップを作るにあたって
就職してから、あるいはさらに遡って学生時代に学んだことも含め
これまでの経験や知識を出し尽くした感じがします。
変な感想ですが、人生って何ひとつ無駄なことってないのねー、と
しみじみ思いました笑
だから、こうやってワークショップを受けて、
それを引き継いていってくださる方がいることが
とてもうれしかったんです。
そして、ワークショップの中では、講師体験を重ねるために
何回もロールプレイングを行ったのですが、
回数を重ねるごとに、みなさん上手になっていくのはもちろん
それぞれの方の魅力がしっかりと現れてきたことがうれしかった。
自画自賛ですが、今までやってきたことは間違いじゃなかったんだなーと
感じました。
薬膳をお伝えするやり方は、いろいろあると思います。
例えば、料理を食べてもらうことで伝える、という人もいるでしょうし、
自作のレシピを紹介することで伝える、という人もいますよね。
私自身は料理を教える、と言うよりも理論をお伝えすることを中心に
活動をしています。
だから、やり方はその人に合ったやり方であればいいと思っています。
ただ、個人的に思うのは、
一般的にみて「薬膳」ってまだまだ料理の中の一分野というイメージを
強く持たれているのがとても残念に思っています。
本当はわざわざ料理を作らなくても、
料理を普段作らなくても
知っておくことで日々自分が何を食べるかを決めるための知識として使えるはず。
だから、私は「薬膳料理」よりは「薬膳思考」を伝えていきたい。
そんなふうに思っています。
今回のワークショップでお渡しした「おうち教室セミナー」は
「薬膳思考」をお伝えして、その日の晩ごはんから
薬膳の考え方を取り入れてみましょう、というゴールを設定した内容にしました。
初めて薬膳に触れる人が、このセミナーを通じて
「薬膳ってこんなに身近で役に立つものなんだ」
と感じていただければいいな、と思っています。
ちなみに、今回ワークショップを受講してくださった方は
みなさんすでにご自分で講師活動をされている方でしたが
「今後、新たな生徒さんにもきていただけるようにしたい」という思いで
受講してくださいました。
私にとってはちょっと想定外(笑)の受講理由でしたが
でも、それは十分にあり、だと思います。
今、ご自分で教室をされている方で
さらに講師としてステップアップしたい、という方、ぜひお待ちしております。
そして、やはりこのワークショップは
講師活動を始めてみたいけどなかなか一歩を踏み出せない、という方に
ぜひ飛び込んで来てほしいです。
薬膳をお伝えすることって、本当に楽しいです。
だからぜひぜひその体験をして楽しさをたくさん味わってほしい。
お待ちしてますね。
さて「おうち教室作りワークショップ」ですが
次回は12月以降のスタートで設定可能です。
こちらのページで、講座開講お問い合わせフォームをご用意していますので
受講してみたいな、と思われた方はどうぞお気軽にお問い合わせください。
https://tsubameyakuzen.com/contents_236.html
また、どんな内容か詳しく知りたい、という方には
毎月10日に行っています、「30分無料オンライン進路相談」で
個別にご説明させていただきますので、ご予約ください。
今月は11月10日(火)です。
https://tsubameyakuzen.com/contents_251.html
薬膳を学ぶ人は本当に増えてきました。
これからは、薬膳を伝え、広めることを仕事にする人が
もっと増えていくといいな、と思っています。
ぜひあなたも仲間になってくださいね!
一緒に楽しく薬膳を広めていきましょう!
■11月の暦■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
11月に訪れる二十四節気と七十二候の暦です。
教室の生徒さんにお伝えしたり、お店のメニュー作りの目安にしたり
ご相談者さんへのアドバイスの参考にしてくださいね。
◇霜降…10月23日
早いところでは霜が下りるようになります。そろそろ本格的な冬支度を。
・末候:楓蔦黄(もみじつたきばむ)…11月2日
◇立冬…11月7日
暦ではいよいよ冬の始まり。空気もグッと冷えてきました。
・初候:山茶始開(つばきはじめてひらく)…11月7日
・次候:地始凍(ちはじめてこおる)…11月12日
・末候:金盞香(きんせんかさく)…11月17日
◇小雪…11月22日
山間部では早くも雪が降るようになる頃。お出かけは暖かくして。
・初候:虹蔵不見(にじかくれてみえず)…11月22日
・次候:朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)…11月27日
・末候:橘始黄(たちばなはじめてきばむ)…12月2日
二十四節気とは1年を24等分(約15日間)した季節の暦。
そしてそれをさらに3等分(約5日間)したものが七十二候です。
それぞれの名前は気象や動植物の変化にちなんだものがつけられており、
季節の変化を知る上でとても役に立ちます。
いよいよ週末から、暦の上では冬が始まります。
今年は気温が下がるのも早くて、例年以上に冬の訪れが早い気がしますね。
まだまだコートを出したりなど冬支度が間に合っていない人も多いと思いますが
これからの時期はなんといっても体内に寒邪を入れないようにすることが大事。
そのためにはまず、「首」と名のつくところを暖かく守りましょう。
「首」と名のつくところ、とは「首筋」「手首」「足首」のこと。
いずれも関節で筋肉が少ない分、冷えやすい場所です。
この中でも特に寒さから守ってほしいのが、「首筋」。
カゼを引いた時に首筋や肩がこわばった経験をお持ちの人も多いことでしょう。
つまり、カゼは首筋から引きやすい。
中医学的にいうと、
後頭部の髪の生え際で太い筋を挟んで左右にあるくぼみである「風池」、
肩甲骨の間のあたりには「風門」というツボがあり、
ここから風邪は入り込みやすい、と言われています。
なので、コートが間に合わなければ、まずはマフラーやストールで
しっかりと首筋を暖かく守るように心がけてみてくださいね。
それだけでも体感温度はだいぶ違うと思います。
今年はいつもの冬にましてカゼには気を付けたいもの。
まずは簡単なことから取り入れて、しっかりと養生していきましょう。
■この時期おすすめの「体質タイプ・薬膳茶」■ーーーーーーーーー
昨年秋より販売を開始した「体質タイプ・薬膳茶」。
気虚・血虚・陰虚・陽虚・陽盛・気鬱・血瘀・痰湿
それぞれの体質に合わせてブレンドした8種類をラインナップしています。
今回もこの時期におすすめの商品をご紹介していきます。
今回のおすすめは「アメジストタイプ」。
血瘀体質向けにブレンドした薬膳茶です。
血行を促進してくれる、紅花や田七人参を中心にブレンドしました。
「体質タイプ・薬膳茶」シリーズの中では、ちょっと個性的な味わいのお茶です。
これからの時期、寒さで末端の血の巡りの悪さを感じやすくなります。
そんな時に飲んでいただくと、指先などがポカポカしやすくなるようですよ。
飲み方は、マグカップにティーバッグひとつと熱湯を注いで3分ほど置くだけ。
ティーバックはそのままにして飲み、
量が半分ぐらいになったらまた熱湯を加えてください。
ティーバッグひとつで1日飲むことができます。
(お茶が濁ってきたり味や香りが変わってきたら
お召し上がりにならないでください)
「アメジストタイプ」の情報はこちらをご覧ください。
(オンラインショップBASEのサイトにジャンプします)
https://tsubameykzn.thebase.in/items/24153928
「体質タイプ・薬膳茶」の特徴などはこちらのページでご案内しています。
https://tsubameyakuzen.com/contents_181.html
■つばめ薬膳アカデミーからのお知らせ■ーーーーーーーーーーーー
◆毎月10日開催!30分無料オンライン進路相談◆
毎月10日は薬膳進路相談の日!。
オンラインでの無料相談を行います。
薬膳資格を取ったそのあとは?
もうすでに資格は取ったけれど、これからどうやって活動を始めれば?
そんな疑問にお答えします。
もちろんつばめ薬膳アカデミーの講座・ワークショップの内容について
もっと深く知りたい、というリクエストも歓迎!です。
今月は11月10日火曜日の開催。先着順で前日まで受け付けています。
お申し込みはこちらからどうぞ。
https://tsubameyakuzen.com/contents_251.html
◆薬膳師のためのブラッシュアップセミナー◆
月ごとに平日と週末の各1回開催。
「冷え症」「むくみ」など毎月1テーマを設け、
中医学的な見立て方や薬膳レシピを立てるポイントをお伝えします。
11月…「生理不順」11月8日(日)
12月…「冷え症」12月4日(金)、12月6日(日)
※いずれの日程も教室受講かオンライン受講をお選びいただけます。
https://tsubameyakuzen.com/contents_166.html
◆薬膳レシピ作成スキルアップ講座◆
ベーシックコース新クラス開講決定!
11月17日より隔週火曜日で開講します。
現在お申し込み受付中です。
https://tsubameyakuzen.com/contents_21.html
講座ってどんなふうに進めるの?
ベーシックコースではどんなことが学べる?など
講座にご関心のある方には
「オンライン進路相談」でもご説明させていただいています。
ぜひお気軽にご利用ください。
https://tsubameyakuzen.com/contents_251.html
受講したいけれど日程が合わない、という方は
ぜひこちらのフォームからご希望をお知らせください。
調整の上、日程を設定させていただきます。
https://tsubameyakuzen.com/webform_41.html
◆講座日程お問い合わせフォームできました◆
現在、つばめの講座は受講希望の方とスケジュール調整をしながら
日程を決定させていただいております。
そこで、公開中の日程では合わない、という方のために
「講座日程お問い合わせフォーム」を設置しました。
各講座(薬膳レシピ作成スキルアップ講座(ベーシック・アドバンス)と
薬膳師のための方剤学講座)、ワークショップ(おうち教室作りワークショップ)
それぞれのご案内ページにリンクボタンがございますので、どうぞご利用ください。
◆つばめ相談室◆
薬膳を仕事にするあなたのための相談室です。
スタンダード120分コースに加え、初めての方限定60分コースと
月1回の定期コースが新たにラインナップされました。
講座をどう組み立てる?
薬膳メニューを導入したいけれど、どうしたらいい?などなど、
仕事をする中で生まれた疑問・お悩みの解決にお役立てください。
https://tsubameyakuzen.com/contents_18.html
◎その他お知らせ
◆「体質タイプ・薬膳茶」オンラインでもお求めいただけます◆
渡辺の体質改善プログラム「体質タイプ・コンサルティング」で
お伝えしている8つの「体質タイプ」。
このほど、それぞれのタイプに合わせた薬膳茶を開発しました。
ちょっと一般では手に入りにくい薬膳素材もラインナップしています。
https://tsubameyakuzen.com/contents_176.html
◆渡辺真里子のLINE公式アカウント、配信しています。
季節の暦の節目にその時期におすすめの食材・養生法などをお知らせします。
メッセージで食材名を送信すると、その食材の薬膳的効能もお伝えしています。
出先でちょっと効能を調べたい、という時にご利用くださいね。
https://lin.ee/c0R1Zhc