神戸市・薬膳専門家さんのための教室 つばめ薬膳アカデミー
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ベーシックコース4月クラスがスタートしました

2019/04/22
新元号発表で幕を開けた4月も、すでに20日を過ぎました。

さすがに桜もすっかり散ってしまいましたが、今年は本当に長く楽しめましたね。

さてそんな中、いよいよ「薬膳レシピ作成スキルアップ講座」ベーシックコースの新しいクラスがスタートしました。

今回は日曜日のクラスで日程調整したこともあり、月半ばのちょっと遅めのスタートになりました。





今回のメンバーは、もうすでに薬膳の講師として活動を始めておられる方と、医療関係のお仕事をされていて、そこに薬膳や中医学の知識も組み合わせたいという方のお二人。

立場は違いますが、お二人ともとても薬膳を伝えたい、使える知識にアップデートしたい、という強い気持ちを持っている方たちです。

この日が初対面だったのですが、気持ちの方向が似ているので、すぐに打ち解けておられました。

お話聞いてみると意外な接点もあってびっくり、なんていう場面も。


さて、ベーシックコースの第1回では、そもそも「薬膳レシピ」とはどういうものか、ということを「薬膳」と「レシピ」という二つの要素で切り分け、深く考えていきます。

…と書くと、なんだか重箱の隅をつついているような感じもしますが、そうではなく。

「薬膳」としての役割を果たすためにはどんなことが大切か、「レシピ」としての役割を担保するにはどんなことに注意するべきか、ということを、これまで学んでこられた知識も整理しながら考えていく、という感じです。

ここでお伝えしたいことは、つばめの講座に共通してお伝えしたいことでもあるので、各回の内容はそれをベースに組み立てられています。

なので、単回受講される場合も、この回だけは受けていただきたいのですよね。


また、後半では、中医学と現代医学の違いということで、
それぞれの特徴や中医学の五臓は現代医学で置き換えるとするとどういう言葉、機能が当てはまるか、といったことに触れる時間もとっています。

特に五臓の働きは、薬膳初心者さんに説明するときには一番悩めるところ。

 

ここをご自分なりの言い方が見つけられると、薬膳・中医学を伝えることもぐんとスムーズになります。

 

また、それまで学んでこられた知識をもう一度整理し直すことにもなるので、「△△ってこういうことだったのかー!」という発見もあるようです。

 

今回の受講生さんたちも「いろんなことがつながっていっておもしろーい!」「今まで謎だったことが解けてたのしい!」と口々におっしゃっていました。

 

 

さて、次回は少し間が空いて、5月12日になります。

 

テーマは「季節に合わせる薬膳」の「春」編です。

 

次回からは、聞くだけでなく、症例から弁証して薬膳を組み立てるまでのワークも行なっていきます。

 

果たしてどんなレシピが出来上がるでしょうか?

 

次回もとても楽しみです!