「プロのための薬膳スクール」というのを枕詞にしています。
つまり、対象は薬膳をこれから学ぶ初心者さんではなくて
もうすでにしっかりと学び終えている薬膳有資格者さんということですね。
これ、考えてみたら、
今の時代では結構チャレンジングというか無謀というか笑
というのも、そもそも「薬膳の資格を持つ人」の数で市場規模が決まるので
じゃあそんな人が全国にどのぐらいいるのよ?ということ。
正直、集客めっちゃ難しいです苦笑
それでもやり続けているのは
せっかく資格を取るまで頑張って薬膳を学んだ人に
その先のステップを提供したいから。
薬膳知識を使って何かしら活動しようとしている人に
曲がりなりにも10年以上の私の経験をお分けすることで
より多くの人に薬膳を伝えてほしいと思っているから、なんです。
今の薬膳業界、というか、薬膳教育業界(という言葉あるのかな?)では
なんらかの講座を受講し、場合によっては試験をして合格すると
資格を与える、というやり方が主流になっています。
いわゆる「資格ビジネス」が中心、ということですねー。
このことについて、私の個人的な考えをお話しすると
「薬膳を学ぶ人」を増やすことに対してはとても効果的だと思います。
ですが、「薬膳」そのものが
私からのたちの生活の中に浸透するかどうかに対しては
ちょっと疑問を感じています。
なぜなら、資格を取るところまでの知識では
日常生活の中で応用するには足りないから。
要するに、学ぶ人は増やせても、
使い手にまでなる人を育てることは難しいからです。
これ書いちゃうと、今資格を目指して勉強している人や
ようやく資格を取って何かやろうとしている人に対して
「あなたはまだ足りない」と言っているようなものなので
やる気をへし折っちゃうかなあ、とか
まだやらないといけないのか!と怒りを覚える人もいるかなあ
とか思ったりして、なんだか申し訳ない気分になります。
おまけに、私、資格を取るための教育機関で講師してますしね汗
でも私個人の実感として、資格取得直後の時って
自分は正直人様に教えられるレベルではないと思ってました。
だって五臓六腑の働きすらそらで言えないんですもん。
だからその後もいろんなところへ学びにいきました。
東京には足掛け5年は通ってたなあ。
で、私の場合はその先のことを学ぶ場を見つけられて
そして時間を作って通い続けられたからよかったと思っています。
でも、資格をとって薬膳の活動をしたい人の中には
そんな場を見つけられないとか、遠くまで通えないとか
その先のことを学びたくても学べない人も多いんじゃないかと思いました。
であればそういう「一歩先のことを学べる場所」を
私が提供できないだろうか、
そういう思いから「つばめ薬膳アカデミー」の開校に至ったわけです。
正直言って、今の薬膳教育のあり方だと「資格ビジネス」で終わってしまう
と私は危機感を持っています。
学んでいる知識はとても素晴らしいものなのに
せっかく日々の生活の中でより健康で元気に過ごせるための智慧なのに
そしてそれはこれからもっとたくさんの人に活用してほしいものなのに
おばあちゃんの知恵袋的に普段の生活の中で使えるものなのに、です。
これってもったいなくないですか???
だから、資格を取るまでがんばって薬膳を勉強された方には
ぜひともなんらかの形で学び続けてほしい、と願っています。
それは学んだ知識を日常生活に応用できるように、というのが理由のひとつ。
そしてもうひとつは、薬膳の智慧により多くの人が触れられるよう
あなたなりの形で発信するため、伝えるため、です。
そしてその力が広がることで、特に薬膳を学んだことがない人たちの中にも
薬膳が生活の中に根付いていくようになっていくといいな、
というのが私の夢でもあります。
ちょっと熱く語り過ぎてしまいました。
(何せ文字数がすごいことに笑)
これを読まれた方の中には
不快な思いを持たれた方もおられるかもしれませんね。
でもその一方で、賛同してくださる方がひとりでもいてくださると
うれしいなと思います。
こんな私自身の思いを詰め込みながら日々活動している場が
「つばめ薬膳アカデミー」という場ですが、
最近は実際の活動をどうすすめたらよいかといった
「ビジネス化サポート」のご相談もたくさんいただくようになりました。
今後もつばめは「薬膳を仕事にしたい人」を
「学習・スキル習得」と「ビジネス化サポート」の両面から
サポートしてまいります。
もしあなたにも何かしらのお手伝いが必要になった時は
ぜひお気軽にお声がけくださいね。
お会いできるのを楽しみにしています。
■11月の暦■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
11月に訪れる二十四節気と七十二候の暦です。
教室の生徒さんにお伝えしたり、お店のメニュー作りの目安にしたり
ご相談者さんへのアドバイスの参考にしてくださいね。
◇霜降…10月23日
朝晩の冷え込みが厳しくなり、場所によっては霜が降りることも。
1日の寒暖差で体調を崩さないよう注意しましょう。
・末候:楓蔦黄(もみじつたきばむ)…11月2日
◇立冬…11月7日
暦ではいよいよ冬の始まり。
朝の日の出時間もずいぶんと遅くなってきました。
・初候:山茶始開(つばきはじめてひらく)…11月7日
・次候:地始凍(ちはじめてこおる)…11月12日
・末候:金盞香(きんせんかさく)…11月17日
◇小雪…11月22日
朝晩の冷え込みが厳しくなり、場所によっては霜が降りることも。
1日の寒暖差で体調を崩さないよう注意しましょう。
・初候:虹蔵不見(にじかくれてみえず)…11月22日
・次候:朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)…11月27日
・末候:橘始黄(たちばなはじめてきばむ)…12月2日
二十四節気とは1年を24等分(約15日間)した季節の暦。
そしてそれをさらに3等分(約5日間)したものが七十二候です。
それぞれの名前は気象や動植物の変化にちなんだものがつけられており、
季節の変化を知る上でとても役に立ちます。
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今月の養生テーマ
「冬はしっかり眠ろう」
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今月は7日に立冬、22日に小雪を迎えます。
暦ではもう冬なんですよねー。
なんだか実感ないですが。
今月の「つばめの養生メッセージ」ですが
1日にアップをしていたものの設定がエラーになっていて
ホームページに表示されない状態が続いていました。
見にくてくださった方には大変申し訳ありませんでした。
今は復旧してホームページからも視聴できるようになっています。
こちらに直接のリンクも貼っておきますね。
お時間ありましたらぜひご覧ください。
冬に質の良い睡眠を取るためのコツ・3選
今回は「睡眠」についてじっくりお話ししてみました。
〜「良い睡眠を取る」ための薬膳のヒント〜
さて、今回の動画の中では食べ方のお話はしているんですが
食べ物のお話ができませんでした汗
まあ「眠れない」原因っていろいろあるので
その原因ごとにおすすめの食べ物も変わってきますから
また別の機会にお伝えしたいと思います。
それよりも!
今回お伝えしたいのは、ぐっすり眠りたい時に避けたい食べ物です。
それは何かというと、「辛味」のもの。
辛味はご存知のように発散の働きがあるので、
体の中のものを動かしてしまう性質があります。
睡眠は精神が安定し落ち着いた状態である時に深く良い状態になるので
動かしてしまう辛味は不向きなんですよね。
だからぐっすり眠りたい時は香辛料は控えめにしたほうがいいでしょう。
お酒もナイトキャップとして少量ならいいですが、
飲み過ぎは眠りを浅くしてしまうので控えめにしておきましょう。
■つばめ薬膳アカデミーからのお知らせ■ーーーーーーーーーーーー
◆今月は11日と20日に開催!薬膳師のための無料オンライン進路相談◆
薬膳資格を取ったそのあとは?
もうすでに資格は取ったけれど、これからどうやって活動を始めれば?
そんな疑問にお答えします。
もちろんつばめ薬膳アカデミーの講座・ワークショップの内容について
いろいろ質問したいという方も大歓迎!です。
今月は11日木曜日と20日土曜日の開催。
先着順で前日まで受け付けています。
お申し込みはこちらからどうぞ。
https://tsubameyakuzen.com/contents_251.html
◆薬膳師のためのブラッシュアップセミナー◆
月ごとに平日と週末の各1回開催。
「冷え症」「むくみ」など毎月1テーマを設け、
中医学的な見立て方や薬膳レシピを立てるポイントをお伝えします。
12月…「冷え症」12月3日(金)、12月5日(日)
2022年1月…「花粉症」1月8日(土)
※2022年1月より、月1回の開催となります。
※いずれの日程も教室受講かオンライン受講をお選びいただけます。
https://tsubameyakuzen.com/contents_166.html
◆薬膳レシピ作成スキルアップ講座◆
ベーシックコース
https://tsubameyakuzen.com/contents_21.html
アドバンスコース
https://tsubameyakuzen.com/contents_20.html
◆おうち教室作りワークショップ◆
https://tsubameyakuzen.com/contents_236.html
上記については現在リクエストによる開講とさせていただいています。
ご興味のある方、受講希望の方はアカデミーホームページより
お問い合わせいただくか、
「無料オンライン進路相談」をご予約ください。
そのほかの講座・セミナーについては
つばめ薬膳アカデミーホームページをご覧ください。
https://tsubameyakuzen.com
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