思い出したことのひとつは「無力感」でした。
私は当時、流通業の企業の中でマーケティングリサーチの仕事をしていました。
要は、お客様にいろいろご意見をうかがって社内の事業に反映させる
ということをやっていたんです。
自分なりにとても重要な仕事だと思ってやりがいを感じていたのですが
いざ震災が起きてしまうと、なんにもできない。
もちろん少し時間が経ってから、
避難所になっていた母校へボランティアに行ったりとか
いわゆる人手となって動くことはできましたが
あんなにやりがいを感じている仕事を活かす場面は全くないのです。
これはかなり凹みました。
(まあ今考えれば、若気の至り的な感じですが)
そしてもうひとつは
「やりたいことはやれるうちにやっとかんといかんな」ということ。
幸いなことに、私の身近で震災の犠牲者はいませんでしたが
だいぶ時間が経ってから、高校の1学年下の人で
亡くなった方がおられたことを知りました。
直接お話ししたことはないけれど、お名前は知っていた人だったので
結構ショックでした。
そして、さっき書いたボランティアなんですけれど
私の母校はあの大火災の火の手が間近に迫る場所にありました。
だからボランティアの行き帰りは
真っ黒焦げになったところを通る形になりました。
学生時代、毎日目にしていたところが焼け野原になってしまったのは
それはそれはショックだった。
あの時に、人生って限りがあるんだよ、と
胸の奥底に釘で打ち込まれたような感じがしました。
あれから30年近く経って
今ではそんなことをすっかり忘れ、何かと先送りしがちだったりするのですが
今回の震災の報に触れ、その当時のヒリヒリした思いをぶわっと思い出しました。
「無力感」については、時期の問題もあると今では思っています。
(あの時より大人になりました!笑)
ただ、「やれるうちに〜」ということ、
これは時期とか関係なく、普遍の真理じゃないかな。
新年早々暗いお話ですみません。
さて年が改まり、
さっそく今年一年の計を立てた方も多いのではないでしょうか。
これを読んでくださっているみなさんは
何かしら薬膳を発信したい、薬膳を伝えることで何か人の役に立ちたい
という思いをお持ちの方なんじゃないかと思います。
であるならば、やれるうちに少しずつでも発信や活動をしていきませんか?
そしてできることならもう一歩つっこんで
あなたが発信する「薬膳」がどう人の役に立つか
どんな人の役に立つか、一度考えてみませんか?
私も、今一度「どんな人にどう役立つか」を考えながら
これからも活動を続けていこうと思います。
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1月のオンライン薬膳読書会
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今月の日程とミーティングIDはこちら
↓
つばめ薬膳アカデミー さんがあなたをスケジュール済みの Zoom ミーティングに招待しています。
トピック: オンライン薬膳読書会 1月
時刻: 2024年1月10日 08:00 PM 大阪、札幌、東京
参加 Zoom ミーティング
https://us02web.zoom.us/j/82680420022?pwd=Z2UyV094d0pKeDM5d2huanh6V2dXQT09
ミーティング ID: 826 8042 0022
パスコードを設定する: 643878
*
オンライン薬膳読書会とは
オンライン上で行う、いわゆる読書会、
皆さんそれぞれから何か1冊、本を紹介していただく、という
イベントです。
ただ、普通に本の紹介し合いっこをするのはおもしろくない
&
せっかく薬膳専門家さん、薬膳を伝えたい人の交流の場なので、
紹介する本は「薬膳」「薬膳の活動」に関するもの、としましょう。
例えば「薬膳」のレシピ本とかでもいいですし
ご自身が薬膳の活動をする際、参考にするために読んだ
ビジネス本とかでもOK。
おひとり1分で、読んだ感想などなどお話ししてください。
ご参加のみなさん全員からのご紹介が終わったら、
時間まではフリータイム。
日頃感じていることをお話ししたり、情報交換など楽しみましょう。
ぜひ「薬膳を伝えたい人」同士のつながりを作ってくださいね。
こちらのイベントはzoomを使って行います。
今年も引き続き開催します。
新年1発目は1月10日(水)です
20:00よりミーティングルームを開放します。
21:30までの間であれば、いつでも入退室OK。
お好きなタイミングでご入室ください。
この時間は私ひとりでも開けておりますので、
お気軽にご参加くださいね。
<当日ご用意いただくもの>
ご紹介いただく本1冊
*「薬膳」「薬膳の活動」に関わるものであれば、どんな本でもOK
薬膳や中医学、漢方に直接関係のないものでも
ご自身の薬膳活動の参考にしたものであれば
ビジネス書や小説、自己啓発書なども大歓迎です!
<ご参加にあたってのお願い>
・ご入室の際、お名前はこのメルマガに登録されているものを表示してください。
・ご入室の際、カメラは「ON」の状態でお願いします。
(せっかくの交流の場なので、お顔を見ながらお話ししたいです)
・会の最後に全員での写真を撮ります。
撮った写真は渡辺のインスタ・ブログに掲載しますので予めご了承ください。
顔出しNGの方も、ご紹介の本でお顔を隠すなどしてご協力をお願いします。
ぜひお気軽にご参加ください!
お会いできることを楽しみにしています!
■1月の暦■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1月に訪れる二十四節気と七十二候の暦です。
教室の生徒さんにお伝えしたり、お店のメニュー作りの目安にしたり
ご相談者さんへのアドバイスの参考にしてくださいね。
◇冬至…12月22日
1年で最も陰が盛んになる時期。
ここを過ぎると少しずつ日が伸びていきます。
・末候:雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)…1月1日
◇小寒…1月6日
1年で最も寒い1ヶ月のスタート。
「小寒」当日は「寒の入り」とも呼ばれます。
・初候:芹乃栄(せりすなわちさかう)…1月6日
・次候:水泉動(しみずあたたかをふくむ)…1月11日
・末候:雉始鳴(きじはじめてなく)…1月16日
◇大寒…1月20日
寒さはここがピーク。
この時期を過ぎれば暦はいよいよ春を迎えます。
・初候:欸冬華(ふきのはなさく)…1月20日
・次候:水沢腹堅(さわみずこおりつめる)…1月25日
・末候:鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)…1月30日
◇立春…2月4日
二十四節気ではここから新たな1年がスタートします。
昔はこの時期がお正月でした。
・初候:東風解凍(はるかぜこおりをとく)…2月4日
・次候:黄鴬見睨(こうおうけんかんす)…2月9日 ・末候:魚上氷(うおこおりをいずる)…2月14日
二十四節気とは1年を24等分(約15日間)した季節の暦。
そしてそれをさらに3等分(約5日間)したものが七十二候です。
それぞれの名前は気象や動植物の変化にちなんだものがつけられており、
季節の変化を知る上でとても役に立ちます。
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今月の養生テーマ
「1年でいちばん寒い時期をあたたかく」
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毎月初めに公開の動画「つばめの養生メッセージ」。
今年から「季節の流れ編」「養生ポイント編」「おすすめ食材編」の
3パートに分けて公開することとなりました。
現在Part1季節の流れ編とPart2養生ポイント編を公開しています。
Part3のおすすめ食材編はもう少しお待ちください〜。
アカデミーHPトップページからご覧いただけますので
ぜひご覧くださいね。
つばめ薬膳アカデミーHP
https://tsubameyakuzen.com/
さて今月は6日に小寒、20日に大寒を迎えます。
その名の通り、「寒い時期」。
冷え症さんには1年で一番つらい時期ですよねー。
この年末年始は比較的暖かかったですが、これからはどうなるでしょうか。
何より、能登地方の寒さが少しでもやわらいでくれるといいな、と
願っています。
〜「あたたかくすごす」ための薬膳のヒント〜
今月の養生メッセージPart2でもお話をしているのですが
冬は「閉蔵」で精気をもらさないのが養生の基本。
なので省エネモードを意識してすごすことが大切です。
で、あたたかくすごすためには、もちろん「保温」が大切ですが
中医学視点でもう少し深く考えてみると
体温を作り維持するのは「気の温煦作用」なので
しっかりと体温を作ることができるよう
気を充実させる、逆を言えば消耗を避ける、ということがとても大切になります。
動画の中で養生ポイントのひとつとして
「あたたかく消化の良い食事を心がける」をあげました。
(これって今に限らず、毎回言ってるような気もしますが笑)
この「消化の良い」というのが実は大きなポイントで
「消化の良い」ということは消化に負担がかからない
つまり脾胃にかかる負担を減らすことができる、ということ。
教科書的なお話をすると、
脾気虚証にみられる症状の一つに「食後眠くなる」ということがありますが
これは脾が食べ物の消化に力を取られてしまって昇陽することができず、
脳に陽気が届かないために起こること、と説明することができます。
つまり消化ってそれだけ気を消耗することでもあるんですよね。
もし、しっかり食事をとっているにも関わらず
疲れやすい、という方がおられたら
それはもしかしたら消化の負担で気が消耗してしまっているのかも。
そんな場合はより消化しやすい食事に切り替えてみましょう。
これ、意外と効果ありますよ。
■つばめ薬膳アカデミーからのお知らせ■ーーーーーーーーーーーー
◆薬膳師のためのブラッシュアップセミナー◆
https://tsubameyakuzen.com/contents_166.html
今月は「更年期」と「夏バテ」の回を配信開始。
(1月15日配信開始予定)
これでひとまず全12回の配信が完了します
いずれの回も現在お申し込みのご予約を受け付けています。
===
「冷え症」「むくみ」など毎回1テーマを設け、
中医学的な見立て方や薬膳レシピを立てるポイントをお伝えします。
これまでライブ講座として開催してきた人気セミナーですが
昨年8月から動画講座としてのご提供を始めました。
今後約2年間(2025年12月までの予定)公開していますので
期間中なら何度でもご視聴いただけます。
また、これまでご受講いただいたテーマについては
「リピート受講」扱いとなり、
50%OFFの特別価格でご受講いただけます。
ぜひご活用ください!
◇現在配信中の回
「むくみ」、「不眠」、「便秘」、「生理不順」「冷え症」
「花粉症」、「めまい・頭痛」、「胃腸の不調」、「皮膚トラブル」「ダイエット・肥満」
◇今月公開(1月15日公開予定・予約受付中)
「更年期」、「夏バテ」
◆つばめ薬膳アカデミー 体験セミナー◆
https://tsubameyakuzen.com/contents_51.html
「つばめ」の雰囲気を体験していただけるセミナーです。
先月より毎月20日にオンラインで定例開催となりました。
「つばめ」ってどんな教室か気になる〜。
そんなあなたに、講座・ワークショップの雰囲気を
しっかり感じていただけるセミナーです。
前半は薬膳レシピを立てる実力がぐーんとアップするコツをレクチャー
後半は講座・ワークショップの概要をご案内します。
いろんな講座があるけど私に合うのはどれ?
そんな疑問をお持ちの方もぜひご参加ください。
1月は20日(土)13:30〜15:30です。
詳細、お申し込みはこちらからどうぞ。
https://tsubameyakuzen.com/contents_51.html
◆薬膳師のための無料オンライン進路相談◆
https://tsubameyakuzen.com/contents_251.html
毎月「5のつく日(5日・15日・25日)」は「進路相談の日」!
薬膳資格を取ったそのあとは?
もうすでに資格は取ったけれど、これからどうやって活動を始めれば?
そんな疑問にお答えします。
もちろんつばめ薬膳アカデミーの講座・ワークショップについての
ご質問も大歓迎!
気になる講座・ワークショップがあればぜひこちらにお越しください。
===
講座・ワークショップについては
現在ご希望者様からのリクエストによる開講方式をとっております
受講希望の方は下記のフォームよりお問い合わせいただくか、
「オンライン進路相談」をご予約ください。
講座開講お問い合わせフォーム
https://tsubameyakuzen.com/webform_41.html
■そのほかのお知らせ■ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆「体質タイプ・コンサルティング」◆
おひとりおひとりの体質を分析し、
それにあった食養生をご提案する「体質タイプ・コンサルティング」。
より気軽に受けていただけるようリニューアルし、
今月より毎月3日間限定で受付を再開いたしました。
ご相談結果に基づき、おすすめの「体質タイプ・薬膳茶」もお送りします。
今月は16・17・18日の3日間です。
こちらのメニューは「ライトオブランタン オンラインショップ」で
販売・受付いたします。
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