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アドバンスコース8回目は「陽虚の薬膳」がテーマでした
アドバンスコース8回目は「陽虚の薬膳」がテーマでした
2018
/
11
/
21
寒くなりましたね。
とはいえ、今年は暖冬らしいので、例年よりも冷え込みはマシのようですが。
さてそんな寒い冬が特につらい体質が「陽虚体質」。
なにしろ、体温作る力が弱い体質ですからねー。
先日のアドバンスコースは「陽虚の薬膳」をテーマにお話ししました。
陽虚って、薬膳・中医学を勉強する中で必ず学ぶと思います。
が、どういう状態が「陽虚」なのか、整理できていない人も多いんじゃないかな?
「陽虚」はもちろん冷える体質なんですが、冷え症だからといって「陽虚」とは限らないですし。
ということで、今回のキモは、まずこの「陽虚」の定義をしっかりと理解していただくことにありました。
これをちゃんと理解できていると、「陽虚」の薬膳レシピもぐっと立てやすくなるんです。
今回も、最後に症例を使ってレシピを立てるワークをやりましたが、
受講生さん、とても上手に作っておられましたよ。
こういうものごとの定義をしっかり理解するということは、一見地味できゅうくつに思う人も多いかもしれません。
でも、実は「薬膳のプロ」としてステップアップするためにはとても大切なことなのです。
というのも、「薬膳のプロ」とは、いろんな仕事の仕方がありますが、
共通して言えるのは「薬膳のことを伝えていく人」だと私は考えているからです。
伝えるからには、伝えられた側の人が「ああ、なるほど」と感じられるように伝えられないと意味がないです。
(理解まではいかなくても、話を聞いていて「なるほど」と感じられることは大事)
でないと、ただの独り言になってしまいますよね笑
そのためには、やはり「自分なりに説明ができること」が大事。
そして説明できるためには、まず「自分がちゃんと理解していること」が必要です。
人に伝えるってね、自分が理解していること以上のことって伝わらないんですよ、残念ながら。
自分が理解している以上に生徒さんが理解したとしたら、それは間違いなく天才!
というか、そんな人は学びに来る必要ないわけで笑
これは私が講師活動をする上で、いつも肝に命じていることです。
だから「つばめ」では言葉の定義とか考え方の基本的な骨組みなど、基礎的なことを大切にお伝えしています。
積み木を重ねた時に、基礎をしっかり作っておけばより高く積めるのと同じ理屈です。
ぜひあなたも「つばめ」の仲間になって、「薬膳を伝える人」としてレベルアップしてくださいね。
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